
こんなことがないように!
ラクな収納は数値でわかる
「収納指数®」
わたしたちがモノを取り出す時、どんな動きをしているのでしょう?
例えば掃除機を使いたい時、それを収納している場所まで歩き、そして扉を開く、などの動作があります。それらの動きを「歩数」と「アクション数」として数え、両方を足した数値を「収納指数®」とします。
掃除機の前に何かがあればそれを退かすというアクション数が増えます。つまり、「収納指数®」が多いほど出し入れが面倒で、少ないほどラクな収納となるのです。
※「収納指数®」は飯田久恵考案の登録商標です
置き場所を変えて歩数を減らした例
アイロンの置き場所を、離れた洋室から使う場所のリビング近くに変えて、
アイロンを取りに行く歩数を20歩から7歩にした例。
いくつかの部屋にあった服やバッグをひとつのクローゼットにまとめたら
外出時の身支度の歩数が激減する。
入れものを替えてアクション数を減らした例
押入れに入れたフタ式の衣装ケースを引き出しに替え、ふすまを開ける、
引き出しを引く、の2アクションで中の衣類を出せるようにした。
整理ダンスに入れている服を、棚に入れ替えた。扉を開く1アクションで
全部見えるようになったので、すべての服を活用できるようになった。
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