PSEについて
PSE knowledge
【ルーペル実践編】2. 木工什器の場合
電源を「容易に取り外しできる」ことが条件
ラインコンセントの設置
- AC100Vラインコンセントを木工什器にビス止め設置
- AC100Vラインコンセントはの対象。ビス固定すると什器が対象の「コンセント付家具」扱いになります。
- DC24Vラインコンセントを使う
- 「DC24Vラインコンセント」は電気用品の対象ではありませんのでビス固定しても什器は対象の「コンセント付家具」にはなりません。ただし、以下の場合は対象になりますのでご注意ください。
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- スイッチング電源を什器へビス固定する場合
- ラインコンセントのコードとスイッチング電源のコードをギボシなどで圧着接続する場合
DC24Vラインコンセントと電源の接続
- DC24Vラインコンセントの入力側ケーブルと電源を圧着接続
- 圧着端子などで接続すると電源が什器から容易に外せない状態となり、「電気機械付家具」となります。
- 圧着接着せずコネクタを使って接続する
- 「スイッチング電源コネクタセットアース付(LU-SWC-CNA)」を使えば、容易に電源を取り外せる状態になるため、什器は対象となりません。ただし、以下の場合は対象になりますのでご注意ください。
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電源の設置
- 電源を什器に直接ビス止め
- 電源を直接ビス止めすると什器は「電気機械付家具」となります。
- スイッチング電源はフリー状態に・アダプタは専用のホルダーを使う
- スイッチング電源は固定せずフリーな状態にしてください。またアダプタは「アダプタホルダー(LU-HAD-CTH・LU-AD70W-H)」を使い、容易にアダプタを取り外せる状態にすれば、対象外となります。
ケーブルの処理
- AC側のケーブルをビス固定する
- AC側のケーブルは対象の電気用品のため、直接ビス止めすると什器は「電気機械付家具」となります。
- コードはクリップで挟むだけにする
- 市販のコードクリップを使えば、コードが固定されず容易にコードを取り外せる状態になるため、対象外となります。ただし、以下の場合は対象になりますのでご注意ください。
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- コードをクリップで外せる状態にしても、アダプタ本体をビス止め固定したり、専用以外のホルダーで固定して、アダプタ自体が容易に取り外せない状態の場合
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