クローゼットの収納力は収納棚使いで劇的に変わる！収納力アップ術をDIYで

クローゼットの中には、洋服のほかにも収納したいアイテムがたくさんあります。その一方で、すでにクローゼットの中身がいっぱいで悩んでいる方や、収納すること自体をあきらめている方は多いのではないでしょうか。

しかし、簡単なDIYをするだけで、クローゼットの収納力を一気に増やすことが可能です。そこで今回は、収納力向上のための切り札となる可動棚の紹介も交えながら、クローゼット内部を劇的に改善する具体的な方法についてご紹介します。

クローゼット内部の収納力はDIYで増やせる！

クローゼットそのものを増設することは難しいですが、クローゼット内部の収納力であれば工夫次第でいくらでも増やせます。内部の収納力が上がれば、リビングなどに散らかっているモノを収納でき、すっきりした室内に変化させることが可能です。クローゼット風収納スペースを作る裏技にも触れながら、詳しくご紹介しましょう。

クローゼットの収納力は増やせる！

クローゼットの中を見渡してみると、意外にも多くのデッドスペースが目に付くのではないでしょうか。空いているスペースがあったり、上部がガランと空いていたりして、スペースを無駄づかいしている場合があります。こういった箇所に簡単なDIYを施し、可動棚を付けることによって、収納力を格段にアップさせることが可能です。

クローゼット風な収納スペースも作れる

クローゼット自体がお部屋にないという場合は、様々なアイテムを組み合わせてクローゼット風な収納スペースを生み出せます。壁の背面に可動棚を取り付けて、突っ張り棒でカーテンを設置すれば、仕切りのあるクローゼット風スペースの完成です。既存のクローゼットよりも配置の自由度が高く、レイアウトを組みやすいことがメリットといえます。

クローゼットを収納棚にするアイデア

いままで洋服だけを専門的に収納していたクローゼットは、ちょっとしたアイデアと工夫で収納棚を兼ねたスペースへと進化させられます。クローゼットの収納力を高めるためのアイテムとして、チェストから収納ケースまで多くのアイテムを駆使することが可能ですので、この項目を通じて具体的な使い方を詳しくご紹介しましょう。

チェスト

クローゼットの下部には、そのままチェストや引き出しを設置できます。同じ種類や色のチェストを並べれば、統一感が生まれてシンプルに仕上げることが可能です。反対にカラフルにすれば、子供が喜ぶ収納を作ることもできます。

チェストの高さは、ハンガーパイプにつり下げている洋服の長さに応じて決めるとよいでしょう。Tシャツなどの丈が短いものは中心に、コートのように丈が長いモノは端に配置することで、チェストを置ける範囲や広さが大きくなります。

本棚やカラーボックス

大きく開いた仕切りのないクローゼットでも、大きさに合ったカラーボックスを設置するだけで仕切りを作れます。空間を区分けすることで収納ものをジャンル分けできますし、出し入れのしやすさが劇的に向上することもポイントです。

カラーボックスを用意すれば、雑誌などの本をその中に入れて整理することもできます。文庫本などのサイズの場合、可動棚を取り付けて並べておくだけでも、クローゼットと本棚を兼用することが可能です。

突っ張り棒

ハンガーにかけた洋服を収納する場所を増やしたいときは、突っ張り棒をクローゼットの中に通しましょう。即席のハンガーパイプを設けることで、ハンガーを引っかける場所増えますので、より多くの洋服をきれいなまま収納できるでしょう。

突っ張り棒は洋風のクローゼットだけはなく、和風のスタンダードな押し入れにも取り付けられることが魅力的です。伸縮できるタイプのものであればクローゼットの中に傷も付かず、賃貸物件でも気兼ねなくDIYができます。

ワイヤーネット

網の目のように細かく仕切られているワイヤーネットを組み合わせても、収納スペースを増やすことが可能です。まったく仕切りが作られていなかったクローゼットにも、まさに無数の仕切りが付いた収納スペースに変化します。

100円均一ショップなどで購入できる気軽さもワイヤーネットを駆使するメリットです。収納棚と比べるとデザイン性には劣りますが、棚やフックを使いながら自在にレイアウトを組めるという点はワイヤーネットも同等といえます。

収納ケースや袋

布団などの大ものを収納する際は、収納ケースを利用すると便利です。1組ずつ傷が付かないように収納できますし、長期間に渡って収納していてもホコリが付きません。清潔感を保ち、衛生面で問題が起こらないことがメリットです。

布団ケースはとくに重くなりがちなので、クローゼットから簡単に出し入れできるように、取っ手付きのものやキャスター付きのものを購入することをおすすめします。掛布団などのかさばるモノは、圧縮袋に入れてコンパクトにしましょう。

クローゼット収納力アップの最強収納棚は可動棚！

クローゼットの収納力を上げるための切り札であり、最強アイテムでもあるシステムが「可動棚」です。サポート柱を壁に取り付けて、棚板やハンガーパイプを取り付けるだけのシンプルなシステムのため、DIY初心者や未経験者でも収納スペースを増やせます。可動棚はどんなものなのか、その特長や使い方についてこの項目で詳しくご紹介しましょう。

本格システム収納がDIYで作れる！

本格的なシステム収納を作るためにはコストがかかります。カスタムできるタイプのものであれば、設置費込みで100万円以上の費用が必要な場合があり、大掛かりなリフォームとなることがデメリットです。

一方の可動棚は、サポート柱に棚板とハンガーパイプを配置するシンプルな収納システムなので、予算を抑えて収納スペースを増やせます。リフォームよりお得に設置できますし、スペースと収納するモノに合わせてカスタマイズできる万能性も魅力的です。

棚ごと衣替えでシーズンアイテムがいつも取り出しやすい

可動棚は棚板をすぐに取り外して、好きな位置に組み直せます。これにより、シーズンごとに使うアイテムを最も手が届きやすい場所に移動させることも簡単です。夏と冬では使うアイテムの大きさが変わりますが、速やかに対応できるでしょう。

たとえば夏場の場合は薄手の洋服が増えるので、すぐに取り出せる正面に棚板を置いて、シャツを並べるとよいでしょう。反対に冬はかさばるアウター類が増加するので、中央部分にハンガーパイプセットを設置し、取り出しやすくしましょう。

オープン棚タイプはゼロアクションで便利！

クローゼットの扉を開けた瞬間に、中身を一目で見渡せます。アウターやシャツをつるしたハンガーパイプ、バッグを収納する棚板、そして下部に置くカラーボックスなどの位置関係を一瞬で把握することが可能です。

オープン棚タイプならさらに便利で、扉に開ける必要もなく、直接アイテムに手を伸ばすことができます。ゼロアクションで収納したり、取り出したりすることができるので、これ以上に便利な収納方法は他にないでしょう。

ハンガーパイプ使いで収納力アップ！

可動棚を使うことで、ハンガーパイプを自由に増設できます。シャツなどの丈の短い洋服であれば、クローゼットの下段にハンガーパイプセットを設置して多くのアイテムを収納できるでしょう。棚を設置したあとなどの余ったスペースに、ハンガーパイプを付けることも可能です。

上段と下段の2段使いでハンガーパイプセットを設置できるという点も、可動棚ならではのメリットといえるでしょう。とにかく洋服の収納力を増やしたいということであれば、できるだけ多くのハンガーパイプを使うことが収納量を増加させるコツです。

脚がないから下部の使い方が自由自在

可動棚にはたくさんの優れたポイントがありますが、その内の1つが「脚がない」ことです。クローゼットの中に可動棚を付ける際、床部分にパーツを配置する必要がありません。モノに干渉することがなく、自由度はさらに高まります。

キャスター付きのボックスは、棚の脚が妨げになって出し入れできないことがあります。同じように収納ケースも脚のせいで大きなサイズのものを設置できない場合がありますが、可動棚を設置していればこういった問題がなく、クローゼット全体を生かせるのです。

DIYでクローゼットを劇的変化できるのは「SSシステム-シューノ-」

クローゼットを劇的に改良するために使える可動棚ですが、中でもおすすめできる商品が「SSシステム-シューノ-」です。一般的な可動棚と比較して、SSシステム-シューノ-は何が優れているのでしょうか。特長的なポイントについて、3つの項目別に詳しくお伝えしますので、利便性の高い収納を設けるために導入を検討しましょう。

クローゼット設置向きの壁面持ち出しタイプ

可動棚には、正面の収納を増やしやすい壁面持ち出しタイプと、側面の収納を増やしやすい側面支持タイプがあります。クローゼットにより向いているタイプとなるのは、扉を開けた瞬間に多くのアイテムを一目で見通せる壁面持ち出しタイプです。

SSシステム-シューノ-には、必要となる棚柱の数が少なく、より気軽に可動棚を設置できます。幅が広い場合は、側面支持タイプの1枚の板を通さなければなりませんが、壁面持ち出しタイプならいくつかの棚板に分割できる点も魅力的ポイントです。

耐荷重性能が優れている

多くのアイテムを設置することになるクローゼットの棚板は、安全性も重要なポイントです。重さに耐え切れずに崩壊してしまうようなものだと、怪我の可能性もあるので大変危険といえるでしょう。そのため、耐荷重性に優れた商品を選ぶことがポイントになります。

SSシステム-シューノ-は、安全目安荷重データを計測するために幾度となく重量テストを繰り返した末に誕生しました。最大で約100kgという強力な耐荷重性を備えた可動棚に仕上がっており、安全な状態を長期間に渡って保つことが可能です。

湿気の多いクローゼットでも安心の加工

クローゼットといえば、湿気が溜まりやすい場所です。湿気が溜まると、鉄製である可能棚にサビが発生しやすく、サビができることによってシステム全体や棚やハンガーパイプセットの崩落につながります。SSシステム-シューノ-は、この点にも配慮した設計が行われています。

塩水墳露試験を96時間行なってもサビにくい表面処理加工が施され、試験後の表面層が劣化することはありませんでしたので、安心して使い続けられます。

まとめ

クローゼット自体を増やすことは困難ですが、クローゼットの中身を変えて収納を増やすことは簡単です。とくに可動棚の機能性は抜群で、妨げになる脚も付きません。収納ケースなどのアイテムを使いながら、クローゼットの広さをフル活用できます。

SSシステム-シューノ-であれば、サポート類を取り付けて、棚板やパイプを通すだけのDIYで済むこともメリットです。耐荷重性や防サビ性でも優れたテスト結果が生まれており、長期間に渡って安全・安心にお使いいただけます。

参考：『SSシステム -シューノ-』