可動棚の基礎知識|金具の名称は?取り付け方は?アレンジ方法も伝授します

可動棚の基礎知識|金具の名称は?取り付け方は?アレンジ方法も伝授します

生活していると必要な物を購入することが多くなり、自然と物は増えていきます。収納するスペースを確保するために、可動棚の利用を検討している方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、可動棚の魅力と設置方法について紹介します。記事を読めば、失敗しない可動棚の選び方や、設置の仕方が分かるでしょう。長く使える便利な可動棚を選べば、ライフスタイルに合わせた収納を実現できます。

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可動棚で収納の可能性を広げよう

可動棚で収納の可能性を広げよう

収納家具の購入を検討する方の多くが「収納が少ない」「収納が足りなくなった」と感じているのではないでしょうか。
可動棚なら、組み合わせやレイアウトの変更によって、空間や用途に合わせた収納を作ることができます。可動棚で、収納の可能性を広げましょう。

自由な組み合わせで設置できる

可動棚なら、設置したい場所の位置やサイズに合わせてパーツを自由に組み合わせることであらゆる場所に設置できます。
階段下や一部が斜めになった空間などにも、デッドスペースを作ることなく棚を設置することが可能です。

また、棚とハンガーパイプをどう組み合わせるかも自由に決められます。収納する物の種類や量に合わせて設置できるのが魅力でしょう。

設置後も簡単にレイアウトを変更できる

使いやすいよう取り付けた棚でも、長く使えるとは限りません。子どもが大きくなったり、新たな趣味ができたりと、ライフスタイルはそのときどきで変化していくからです。

可動棚なら、ライフスタイルの変化に合わせて簡単にレイアウトを変更できます。
「洋服が増えたのでハンガーパイプを増やしたい」「本を置く棚が必要になった」など、そのときのニーズに合わせて組み替えていきましょう。

物を減らしたり、大型の物を収納したりするために棚板を減らしたとしても、取り払った棚板は省スペースで保管しておけます。断捨離で収納棚まで必要なくなった、ということが発生せず、ローコストで経済的です。

可動棚の金具「棚柱」とは

可動棚の金具「棚柱」とは

可動棚のベースとなるのが「棚柱」です。その名の通り、柱のように縦に取り付けるもので、金具を差し込むための穴がたくさん開いています。
可動棚の棚柱にはさまざまな呼び名がありますが、ここでは呼び名の種類や購入時の注意点について解説します。

さまざまな名称で呼ばれている

棚柱は「チャンネルサポート」「ダボレール」「ガチャ柱」などメーカーによって呼び名が異なります。購入するために調べたり、メーカーに聞いたりすると人によって呼び名がさまざまで困惑する方もいるかもしれません。

棚柱にはさまざまな名称がありますが、使い方はおおよそ同じです。壁面に床に垂直に取り付けます。「チャンネルサポート」は製品名、「ダボレール」「ガチャ柱」は通称です。

使用するメーカーは統一しよう

どのメーカーの棚柱も使い方は同じですが、規格が統一されているわけではありません。
メーカー間で互換性がない場合がほとんどです。不具合やズレを防ぐためにも棚柱と棚受け(ブラケット)、棚板などは同じメーカーでそろえましょう。

壁面への可動棚金具の設置ならどれがおすすめ?

壁面への可動棚金具の設置ならどれがおすすめ?

壁面に可動棚を設置する場合には、棚板の種類や、棚柱の取り付け方について把握しておかなければなりません。
ここでは、壁面に取り付けるために必要な棚板の選び方、壁面持ち出しタイプと側面支持の違いについて解説します。設置する場所や収納するものを想定しながら考えてみましょう。

棚板とは?

棚板とは、モノを置くステージとなる板のことです。
ガラス製や木製などさまざまなタイプがあります。ガラス製は棚受けと棚板をビスで止めることができません。安全面から考えると、ビス止めできる木製タイプがおすすめです。

通常の木棚板は厚み20mmほどです。
動かしやすいため、頻繁に模様替えする場所に適しています。厚さのある高耐荷重用の木棚板は、クローゼットなど重いモノを収納する場合に最適です。

また、樹脂棚板は汚れてもお手入れしやすいため、靴収納やキッチン収納などに使うとよいでしょう。

壁面持ち出しタイプか側面支持か

可動棚には「壁面持ち出しタイプ」「側面支持」の2種類があります。壁面持ち出しタイプとは、後ろの壁に棚柱を取り付けて設置するタイプです。
壁面持ち出しタイプの場合、棚柱を取り付ける壁に木材と下地補強が必要となります。横幅の広い場所でも中間に棚柱を増設することで棚板がたわむ心配がありません。また、ハンガーパイプも取り付けられます。

側面支持は、両側の壁に2本ずつ棚柱を取り付けて設置するタイプです。側面支持の場合、設置できるのは、両側の壁がある場所に限られます。
横幅が広すぎると板がたわむ恐れがあるため、比較的狭い場所の収納に向いているといえるでしょう。

収納量や収納できる物の種類の対応力を考えると、場所や幅を選ばず、ハンガーパイプとの組み合わせもできる壁面持ち出しタイプがおすすめです。

可動棚に必要な金具と取り付け方

可動棚に必要な金具と取り付け方

可動棚の基本となるパーツは、棚柱と棚受けの2種類です。ここでは、金具やパーツの取り付け順序や取り付け方について、詳しく解説します。
特に、土台となる棚柱は設置に注意が必要です。一度取り付けると壁に穴があいてしまうため、慎重に作業を進めましょう。

取り付け手順1:採寸する

可動棚を設置したい場所が決まったら採寸しましょう。
高さ・幅・奥行きの3点を採寸して、可動棚の設置範囲を明確にします。特に奥行きは、棚板を選ぶ上で重要なポイントです。

クローゼットのように限られたスペースに設置する場合を除けば、高さ・幅を優先にスペースを決めてもよいでしょう。

採寸が終わったら、設置する棚柱や棚板のサイズを割り出します。具体的にイメージが難しい場合は可動棚メーカーのサイトに設置例の設計図をダウンロードして利用するのもおすすめです。

(参考:『各種ダウンロード|SSシステムhttps://www.royal-co.net/sssystem/download/)

取り付け手順2:壁面を確認する

可動棚の土台となる棚柱を取り付けるには、壁面に下地となる木材が入っていなければなりません。

現代の日本住宅の壁には、石膏ボードが多く使われています。
その奥に、ベニヤ合板が入っている箇所や、間柱、芯柱のある場所を選んで棚柱を取り付けましょう。石膏ボード奥の下地は、ホームセンターで売られている専用工具を使うと簡単に見つけられます。

取り付け手順3:ビス止めする

棚柱の取り付け場所が決まったら、電動ドライバーを使って棚柱をビス止めします。
下地までしっかり届く長さのビスを用意しましょう。取り付ける際には、柱と水平にまっすぐ取り付けます。ドライバーの回転で棚柱が動いてしまわないよう、マスキングテープなどで仮止めしてから作業するのもおすすめです。

取り付け手順4:棚受けと棚板を設置する

棚柱が設置できたら、必要な位置に棚受けを取り付けましょう。
棚受けとは、棚板を受けるための土台のようなもので、棚ブラケットとも呼ばれます。「棚柱の穴に棚受けが入らない」ということがないよう、パーツは同じメーカーのものでそろえましょう。

棚受けを取り付けたら、棚板を置いて完成です。棚板は載せるものに合った、厚みと素材を選びましょう。

可動棚はアレンジも自由自在

可動棚はアレンジも自由自在

可動棚の場合、既製品の収納棚と違ってアレンジも自由自在です。パーツを選び、部屋やライフスタイルに合った棚を作るなら可動棚が向いています。
DIYが好きな方なら、塗装でオリジナル感を出すのもおすすめです。ここでは、可動棚のアレンジ方法について解説します。

パーツの種類は豊富にある

可動棚はパーツの種類が豊富で、木棚板ひとつ取っても色や厚みもさまざまです。複数のパーツを組み合わせて自分好みのカスタマイズが楽しめます。

小さな子どものいる暮らしにも安心な木棚のコーナーガードや、色の統一感を出せる木棚用のエッジテープ、設置方法別の棚受けなどがあります。
用途やインテリアテイストに合わせてパーツを選ぶことで、部屋や暮らしに合った可動棚が設置できるでしょう。

塗装してオリジナル感を出せる

可動棚の金具である棚柱やブラケットは、塗装してオリジナル感を出すことも可能です。
好みのカラーに塗り直すのはもちろん、つや消しスプレーを吹きかけて、マットな質感に仕上げることもできます。DIYでお好みの色や質感にアレンジしてみてはいかがでしょう。

長く使える可動棚なら「SSシステム-シューノ-」

>長く使える可動棚なら「SSシステム-シューノ-」

長く使える可動棚をお探しなら「SSシステム-シューノ-」がおすすめです。
高い品質とフレキシブルさを兼ね備えたSSシステム-シューノ-なら、統一感のあるすっきりとした収納がかないます。住まいとライフスタイルに合わせた収納で、毎日がもっと快適になるでしょう。

高品質のSSシステム-シューノ-

SSシステム-シューノ-は、品質の高さも重視しています。シューノ19は53kg、シューノ32では100kgという最大目安荷重を実現しており、重い荷物を置いても安心です。また、表面処理加工によって、湿気がこもりがちなクローゼットでもさびにくく長く使えます。

さらに、ロック式抜け止め機能により、棚柱の穴から棚受けが抜け落ちる心配もありません。
バリと角をなくす面押し加工や、パイプを通すだけで簡単に設置できるハンガーパイプセットなど、安心・安全に使うための工夫が随所に散りばめられています。

自由な場所に設置できる

SSシステム-シューノ-の魅力は、自分の好きな場所に好きなように設置できる点です。
デッドスペースを収納スペースにして有効活用したり、壁面を使って大容量の収納スペースを作ったりできます。

趣味のアイテムやお気に入りのコレクションを見せて収納できるのもSSシステム-シューノ-のメリットでしょう。
置くモノの大きさや高さに合わせて自由に棚のレイアウトを変えられるので、模様替えも簡単です。

統一感のある収納ができる

SSシステム-シューノ-を使えば、収納用家具をいくつも設置する必要がありません。
棚を好きな配置で好きな容量分に設置できるため、すっきりとまとまったレイアウトができます。

 

SSシステム-シューノ-は、クローゼット内のものを整理して容量を増やしたいときにも最適です。
棚板とハンガーパイプセットを組み合わせて、洋服の種類や着丈に合わせたレイアウトを組むことができます。
また、子どもの成長に合わせてレイアウトを変えられるので、子ども部屋のクローゼットにもおすすめです。

まとめ

>まとめ

可動棚は、棚柱と棚受け、棚板からなる自由なレイアウトが可能な収納です。棚柱を設置する壁面さえあれば、その場所に合った高さ・幅・奥行に合った収納スペースを作ることができます。ちょっとしたDIYでオリジナリティを出すのもよいでしょう。

長く使える可動棚なら、品質の高さや安全面にも配慮されたSSシステム-シューノ-がおすすめです。
豊富なパーツの中から、見せる収納・隠す収納、どちらにも適した収納を作ることができます。SSシステム-シューノ-で暮らしをより快適なものにしてみませんか。

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