可動棚を使った収納アイデア6選!メリットから注意点まで解説
ライフスタイルの変化などで、収納するものを変えるとき、棚のレイアウトを自由に変えられるのが可動棚の魅力です。本棚から靴箱まで幅広いシーンで活躍しますが、もっと便利な収納アイデアを知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、可動棚の活用に役立つ収納アイデアを6つ紹介します。メリットだけでなく注意点も解説しますので、可動棚の利便性を最大限に活かした収納が可能になるでしょう。
可動棚を使った収納アイデア6選
スペースに合った資材と道具がそろえば、クローゼットや洗面所などさまざまな場所に可動棚を設置できます。ここではデッドスペースを少しでも有効活用するための設置方法をチェックしましょう。6つの利用シーンに分けて、具体的な活用方法や収納アイデアを解説します。
クローゼット
来客から見えないクローゼットは便利な収納場所ですが、隅にデッドスペースが生まれていたりすることもあります。
このような場合には、棚板とハンガーパイプセットを組み合わせた設置がおすすめです。可動棚なら収納する服の丈に合わせて、パイプの高さを調整してセッティングできます。余ったスペースに棚板を取り付ければ、デッドスペースも利用頻度の低いバッグや靴を収納する場所として活用できるでしょう。
テレビ棚
可動棚を壁に取り付ければ、何もない壁面がテレビ棚に変身します。テレビの大きさに合わせて棚の高さを調整できるため、将来サイズが異なるテレビに買い替えるときも安心です。テレビ棚選びにテレビのサイズを考慮しなくてよいのは、可動棚ならではの魅力といえるでしょう。
棚のレイアウトは自由に決められるため、録画機器やリモコン類など、テレビ以外の収納場所も確保できます。部屋のレイアウトが変わってテレビを置かなくなったときにも、インテリアなどの収納に適した棚へと簡単に変更することも可能です。
本棚
「机の上にデッドスペースがある」「狭くて何が置けるか分からない」といった場合には、可動棚で本やCDが収まる収納を作ってみましょう。棚板には幅や奥行きがさまざまな種類がそろっているため、限られたスペースも有効活用できます。
可動棚を取り付ける際のポイントは、収納する本やCDの大きさに合わせることです。棚板のサイズや設置場所を、本やCDを収納したときに奥行と高さに余分なスペースが出ないようにすれば、部屋を広々と使えます。大きすぎる本棚に覚えるような圧迫感もないでしょう。
子ども部屋
棚のレイアウトが変えられるという可動棚の利点を活かすおすすめの場所のひとつが、子ども部屋です。子どもは成長とともに必要なものが変化します。それに合わせて必要な収納も変わりますが、その都度収納家具を買い替えていては大変です。可動棚なら、棚の配置を変えることでフレキシブルに対応できるでしょう。
また可動棚は奥行きの広い棚板を追加することで、収納場所としてだけでなく勉強用の机にもなります。成長したら高さを変えることも可能です。
靴箱
収納する靴の種類が多いほど、靴箱のレイアウトは自由に調整したいものです。高さのあるロングブーツは靴箱に収納できず玄関に出しっぱなしになっていたり、靴箱の中で折れ曲がっていたりという悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。靴箱に可動棚を設置すると、収納できなかった靴もきれいに収まります。
シューズクロークで靴と一緒に別のアイテムを収納したい方にも、可動棚はおすすめです。玄関に常備しておきたいものに合わせて、棚の高さと大きさを変更できます。
洗面所・脱衣所
洗面所や脱衣所はスペースを活用しにくく、煩雑になりやすい場所でもあります。洗濯機の周辺もデッドスペースが発生しやすいでしょう。洗濯機の上部や左右にあるスペースに可動棚を設置すると、洗剤やタオル・入浴用品の収納場所として活用できます。
利用頻度が低いものは高い場所へ、すぐに取り出したいものは手の届きやすい範囲になど、使い勝手を考えて収納しましょう。
可動棚を使うとどんな収納ができる?
収納するにあたり場所やスペースなどの制限が少なく、好みの位置や大きさの棚を取り付けられるのが可動棚の魅力です。ここでは、可動棚を使うとどのような収納ができるのかを紹介します。設置したい場所に合った部品をそろえ、複数のパーツを組み合わせれば、理想の壁面収納に近づくでしょう。
好きな場所に壁面収納を作れる
本棚をはじめとする収納家具を購入する際は、設置する場所と収納するものを考慮したうえで選びます。大きな家具は設置作業も困難なため、ストレスに感じる方もいるでしょう。
可動棚ならさまざまな種類のパーツがあるため、好きな場所に壁面収納を作れます。家具を入れられないような狭い場所や高所にも設置可能です。設置後に環境が変化しても自由に調整できるため、長期的に活用しやすい収納方法だともいえるでしょう。
レール・棚板・ブラケットを組み合わせて設置する
可動棚の取り付けは、「レール」「ブラケット」「棚板」を組み合わせることで自由なカタチを作ります。取り付けの大まかな作業は以下のとおりです。
- 取り付ける範囲(ワイド)を決める
- 棚やハンガーパイプセットのサイズ幅(ワイド)を決める
- 壁に棚柱(レール)を取り付ける
ブラケットは棚板を支えるパーツで、簡単に取り外せるものがほとんどです。棚柱に取り付けるだけなので、高さを変えるたびに壁にビス止めする必要はありません。
可動棚のメリット
一般的な収納家具では実感できないメリットが、可動棚には多数あります。壁に下地が入っていれば棚柱を取り付けることができるため、システムアップすることができ、レイアウト変更も簡単です。適切なパーツを選べば重量の重いものも収納可能なため、高い汎用性が期待できるでしょう。可動棚によって得られるメリットを3つ紹介します。
壁さえあれば収納スペースに
家の間取りや部屋の大きさはさまざまです。家具や電化製品を設置すると、活用できそうでできないスペースが生まれることもあるでしょう。このようなシーンで可動棚は役立ちます。可動棚は空白の壁なら、ほとんどの場所を収納スペースにできるからです。
階段下収納のように使いづらい形のスペースや幅が狭い壁、高所だけがデッドスペースになり空いている壁などにも取り付けることができます。
レイアウト変更が可能
可動棚に収納するものが変わったとき、棚の位置を自由に調整できる点も可動棚のメリットです。棚板の位置を変えたいときには、ブラケットの位置を調整します。レールに取り付けたブラケットは簡単な作業で取り外し可能です。レールがついている範囲であれば、自由に棚の位置を変えられます。
大がかりな作業が不要なため、女性やDIYが苦手な方でも気軽に模様替えを楽しめるでしょう。
>重いものも置ける
「可動棚は耐荷重が頼りない……」と思う方もいるかもしれませんが、テレビのような重たいものに対応したパーツも多くあります。一般的な耐荷重は20キログラム~40キログラムです。
SSシステム-シューノ-では、高い耐荷重性能にこだわって研究と実験を繰り返し、玄関やリビングなど向けのシューノ19は最大53キログラム、クローゼットやパントリー向けのシューノ32は最大100キログラムの重さに耐える可動収納システムです。より多くのシーンでご活用いただけます。
可動棚を組み立てる際の注意点
可動棚を取り付ける際は、収納場所や収納物・可動棚のパーツそれぞれの相性に注意しましょう。高性能なパーツでも取り付け方法が悪ければ、事故につながり大変危険です。可動棚の取り付けで注意したい主なポイントは以下のとおりです。
- 取り付ける壁に下地がある
- レールの高さがそろっている
- すべての棚柱が並行で、床に対して垂直になっている
柱棚が正しく取り付けられないと、プラケットの高さが揃わず棚ががたつく可能性があります。棚が水平に取り付けられないと収納したものが落ちてきて、ケガをしてしまうかもしれません。
まとめ
可動棚はリビングやクローゼット、階段下まで幅広いスペースに設置できる便利な収納システムです。アイデア次第で物をすっきり収納でき、見せる収納で空間をおしゃれに演出することもできるでしょう。ただし、便利な可動棚も取り付け方法を間違えると危険もありますから、注意が必要です。
さまざまな種類のパーツがある稼働棚は、設置にあたりどのパーツを選べばよいか迷うこともあるでしょう。自分の部屋に設置するのに必要なパーツが分からないなど、可動棚に関して悩みがある方は、ぜひSSシステム-シューノ-をご検討ください。安心で安全な可動棚をご提案します。
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