ニッチの収納はどうする?おしゃれに見える実例や設置方法を解説

ニッチの収納はどうする?おしゃれに見える実例や設置方法を解説

収納における「ニッチ」は、壁の一部に造られたくぼみを意味します。一般的には壁を工事して造る方法が知られていますが、「ニッチと同じようなものを後付けしたい」と望む方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ニッチの基本的な概念と実際に活用できるアイデア例をご紹介します。後付けの方法も解説しているため、興味がある方は実践してみましょう。後半ではリビングや洗面所などのシステム収納例もピックアップします。

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そもそもニッチとは?

そもそもニッチとは?

収納関係で聞く機会も多い「ニッチ」は、壁に施されたくぼみを意味する言葉です。現在は一般家庭にも見られますが、本来は古代ローマの建物に多く見られた「壁がん」を表します。くぼみの前でたたずむ人物の絵画を見た経験がある方もいるでしょう。このくぼみが、収納における「ニッチ」となります。

ニッチの大きさはさまざまですが、形状は四角になっているケースがほとんどです。キッチンや玄関など、施された場所によって活用方法も異なります。壁がフラットな状態のまま収納できるため、おしゃれさと利便性を兼ね備えた設計といえるでしょう。

ニッチの活用アイデア例

ニッチの活用アイデア例

現在住んでいる家にニッチがある方は、「どのように活用すればよいかわからない」と悩むこともあるでしょう。スペースはあらかじめ決められているため、収納するもののサイズも考慮しなければなりません。活用方法はニッチがある場所によってさまざまです。そこで、便利に活用できるアイデア例を5つご紹介します。

キッチン周り

キッチンの周辺に備わっているニッチには、調味料のような小さいものを収納するのがおすすめです。万が一落下しても破損しないものであれば、高い場所のニッチにも安心して収納できます。キッチンタイマーやペーパー類を保管しても取り出しやすくなるでしょう。

カウンターの下部など普段手の届かない場所にある場合は、ストック用の収納スペースに活用するのもおすすめです。具体的な場所によって利便性は異なりますが、料理が楽しくなるような空間を目指してアレンジしましょう。

玄関

玄関は、暮らしている人だけでなく来客の目にも留まりやすい場所です。収納スペースは見えない場所に設け、ニッチはインテリア性を高める方法がポピュラーでしょう。花瓶や小物を置くだけでも雰囲気が一変します。

奥行があるニッチの場合は、写真や絵画を立てかけてみるのもおすすめです。壁から吊るすよりも壁との一体感が高まり、上品な印象を彷彿とさせます。ニッチの上部に照明を設置すると、さらに高級感のある空間を満喫できるでしょう。

リビング

リビングに備えられたニッチは、インテリアをメインに複数の使い方ができます。床付近にある場合は、マガジンラックとしての活用がおすすめです。まるで喫茶店のような雰囲気を演出できるので、本を読む楽しさもよりいっそう深く味わえるでしょう。

腰より高い位置に備わっているのであれば、フィギュアを置いたり小物を並べたりするのもひとつの方法です。お気に入りのモノを飾っておくことで、リビングで過ごすひとときも充実します。観葉植物なども置くと心も落ち着くでしょう。

トイレ

トイレは、家にいる間、足を運ぶ機会が多い場所です。小物を並べてインテリア性を高めることもおすすめですが、掃除道具やトイレットペーパーを収納する場所としても活用できます。ニッチを用いて「見える収納」にすることで、本来隠したいものもおしゃれに収納できるでしょう。

トイレットペーパーをかわいらしい柄の紙で包んだり、芳香効果のある小物を置いたりすると上品な雰囲気になります。限られたスペースであるからこそ、ニッチのメリットを有効的に活用しましょう。

洗面台

脱衣所など洗面スペースにニッチがある場合は、歯ブラシや歯磨き粉といった用品の収納場所として活用できます。「専用スペースがなく引き出しにしまっている」というケースも多く見られますが、ひとつひとつ並べるだけでも便利に出し入れできるでしょう。

また、トイレのニッチに洗面ボウルを設置するのもおすすめです。ニッチの奥行に合わせてボウルのサイズを選び、設備が整えばトイレルームの中でも手洗いができるようになります。

ニッチを造りたい場合はどうする?

ニッチを造りたい場合はどうする?

ニッチは建物にあらかじめ備えられるため「現在の家には付いていない」という方もいるでしょう。壁を削ってニッチを造るには、専門業者に工事を依頼しなければなりません。費用を抑えてニッチを造りたい方には、壁面収納の実践がおすすめです。ここからは、ニッチを造るために有効な2つの方法について詳しく解説します。

工事を行う

すでに完成した建物にニッチを後付けする場合は、工務店やリフォーム会社へ工事の依頼が必要です。ニッチ造りは専門的な知識と道具をもって施工するため、暮らしている人が気軽にできるものではありません。依頼から完成までにはそれなりの日数がかかります。

具体的な金額・日数は業者や工事場所によっても異なりますが、お金の用意とスケジュール調整は必要といえるでしょう。工事の依頼を検討している方は、希望するニッチの形や場所を明確にしてから相談するのがおすすめです。

壁面収納で叶える

「なるべく安価でニッチを造りたい」と考えている方は、工事以外の方法にも視野を広げてみましょう。システム収納にも便利な可動棚を活用すると、フラットな壁でもニッチのような雰囲気を演出できます。

ニッチを造りたい場所にレールを取り付け、幅と奥行が狭い棚板を使うのがコツです。耐荷重が不安な方は、SSシステム-シューノ-にお任せください。最大100キログラムの重さに耐えるパーツも販売しているため、安全性を重視したい方も安心して活用できるでしょう。

システム収納を使った小さな収納の例

システム収納を使った小さな収納の例

可動棚といえば、広いスペースに取り付けるイメージを抱く方もいるかもしれません。テレビ台やシューズボックスといった活用方法もありますが、適切なパーツを組み合わせると小さな収納棚も設置できます。ニッチに近い雰囲気を実現するために、システム収納を使った4つのアイデア例をご紹介します。

ダイニングカウンター

ダイニングカウンターは、キッチン周辺のなかでもデッドスペースが生まれやすい場所です。カウンター下のスペースを活用して可動棚を設置してみましょう。調味料など収納したいものがある場合は、あらかじめサイズを測っておくことで利便性が増します。

棚の高さや幅は自由に決められるため、ラップフィルムのように大きめのキッチン用品を収納するのもおすすめです。床付近であればウイスキーなどのビン類を並べてインテリアに活用してもよいでしょう。

リビング

フィギュアやプラモデルの収集が好きな方には、ディスプレイとして可動棚を活用することをおすすめします。リビングや自室など、デッドスペースになってしまっている壁を活用して可動棚を取り付けましょう。

棚板の数や高さは自由に調整できるため、飾りたいフィギュアの数と大きさに合わせることができます。設置後に数が増えた場合でも、棚の増設が可能です。ニッチのようにスペースを限定せず、棚の数を増やしたり減らしたりしたい方にもおすすめの方法といえるでしょう。

コレクションのディスプレイ

リビングは1日のなかで過ごす時間が長い場所であるため、収納だけでなく家具やインテリアの配置も含めて居心地のいい空間作りをすることが理想といえます。テレビやほかの家具に合わせてサイズを調整すると、統一感が出てニッチ独特のおしゃれな雰囲気を放ってくれるでしょう

可動棚に置くものは好みによって異なりますが、花瓶・写真・本などがおすすめです。これらがあれば、家族や友人と過ごす時間もくつろぎやすくなるでしょう。収納場所が増えても圧迫感を軽減できる点は、オープン収納が叶う可動棚ならではの魅力でもあります。

洗面所

「洗面所のスペースが狭い」と感じる方は、周辺の壁に可動棚を設置すると収納スペースとして活用できます。同室に洗濯機を設置している場合、洗濯機上のスペースをシステム収納に活用するのもおすすめです。

可動棚を設置することによって収納の数が増えると、タオルや洗剤など収納しづらいモノを綺麗に収納することができます。利用頻度が低いものを天井近くに収納すると目当てものを探す手間も省けるでしょう。トイレットペーパーや掃除用グローブなどをストックする場所としても役立ちます。デッドスペースが劇的に便利なスペースに生まれ変わります。

まとめ

まとめ

壁のくぼみを意味する「ニッチ」は、小物の収納やインテリアにも便利なスペースです。住んでいる家に備わっている方は、場所と用途に合わせて有効活用しましょう。ニッチとしてだけでなく、デッドスペースを活用した収納場所としての活用も実現できます。

ランドリーの収納に悩んでいる方はSSシステム-シューノ-をご利用ください。棚の高さを自由に変更できる可動棚を使うことで、思いどおりの収納が実現します。SSシステム-シューノ-可動棚で壁面収納を実践したい方は、ぜひSSシステム-シューノ-の製品をご活用ください。安心・安全な機能性に富んでいるパーツを多数販売しています。

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