可動棚の上手な外し方は?取れなくなる前の予防法も紹介

可動棚の上手な外し方は?取れなくなる前の予防法も紹介

空いたスペースを上手に使って、収納スペースを作りたいという方もいるのではないでしょうか。そのような方におすすめしたいのが可動棚です。しかし、可動棚は設置や取り外しが面倒そうだと感じている方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、可動棚の外し方や取れなくなる前の予防法についてご紹介します。可動棚の取り付け方法も詳しく解説しますので、初めての方も簡単に可動棚が設置できるようになります。ぜひ参考にしてみてください。

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可動棚の金具が取れないときの外し方

可動棚の金具が取れないときの外し方

可動棚は棚受け(ブラケット)の位置を付け替えることでいろいろな収納を楽しめるのが魅力のひとつです。しかし、外そうとしても取れないと焦る場合もあるのではないでしょうか。棚受けが取れない原因はいくつかあり、状況によって外し方も異なります。ここでは、状況や原因別に外し方をご紹介します。

取りつけてから時間が経っている場合

特に時間が経つと外れにくくなる、ということはほとんどありませんが、場合によっては湿気などで可動させづらくなる可能性もありますので、少し慎重に可動棚を外すようにしましょう。その際は、ゴム手袋などをして、必ず収納物を他へ移してカラ状態にしてから作業を行ないましょう。

もし可動棚が外しづらい場合は、棚を下から軽くトントンと叩けば外せます。または棚受け(ブラケット)を下からゴムの金槌を使いましょう。また、布を当てれば傷が防げます。

可動棚が取れなくなる前の予防法

可動棚は取れにくくなっても外す方法がありますが、できればスムーズに取り外ししたいものです。いつでも取り外しができるよう、対策をしておきましょう。外しにくくなる原因を取り除いたり、棚に置く荷物に気をつけたりすることでブラケットは外しやすくなります。ここでは、棚受け(ブラケット)が取れなくなる前の予防法をご紹介します。

湿度対策をする

SSシステム-シューノ-の場合はサビにくい特長を持つ可動棚システムですので、組み立ててから長時間経っても問題はありませんが、湿気の多い部屋では、まれに外しにくくなります。この可動棚システムに対してもそうですが、収納物への影響もありますので湿度対策はしっかりと行いましょう。

具体的には、こまめに部屋の空気を入れ替えて風通しをよくしたり、除湿機を用いて部屋の湿度を下げたりするのが大切です。

たまにブラケットを外して可動の確認をする

外しやすい状態に保つため、ときどき棚板を外して可動を確かめてみましょう。ツメ部分を乾いた布で拭いて清潔にするといったメンテナンスをすることでサビも防げます。

可動棚はライフスタイルに合わせて収納スペースを自由に変えられるのが魅力です。定期的にメンテナンスをすれば、長く安心安全に使え、可動棚をより自由に楽しめます。

重すぎるものを乗せないようにする

可動棚の上に置く荷物が重すぎることも、棚受け(ブラケット)を外しにくくなる原因になります。荷物の重みと圧力によって強く固定されるためです。やはり定期的に取り外しをして、一時的に圧力から開放してあげるのも長く安心安全に使えるポイントです。

可動棚を外すときに苦労しないためには取り付け方も大事!

可動棚を外すときに苦労しないためには取り付け方も大事!

可動棚はいつでも自由に収納スペースを変えられるのが魅力です。そのため、いつでも取り外しやすいような場所に設置しましょう。ただし設置できる場所には条件がありますので、ムリに設置をすることは避けましょう。

1.設置場所を決める

まずは可動棚の設置場所を決め、壁の下地を調べましょう。石膏ボードの壁の場合、石膏ボードだけにビスで取りつけると重さに耐えきれず棚柱が壁から外れるなどの重大な事故に至る恐れがあります。そのため、下地に石膏ボードしか入っていない場合は、可動棚を取り付けることができません。一般的な住宅の壁は石膏ボードだけの場合が多いため注意しましょう。

棚柱(サポート)を設置できるのは、「間柱・芯柱」の入っている位置、または、壁一面に下地合板(コンパネやベニヤなどの下地材)が入っている場合です。

この条件に合っていない場合は、取り付けると、あっという間に棚柱が外れてしまうので取り付けできません。

新築で設計段階であれば、「ここに可動棚システムを付けたいので壁一面に下地合板を入れてください」と工務店へ相談をしてみてください。

もし新築ではなく現状で可動棚システムを取り付けたい場合は、以下のことを実施してください。

2.壁下地を見分ける

可動棚の設置には壁下地を見分けることが必要ですが、壁紙が貼ってあるとどこに壁下地が入っているかわからないことも多いでしょう。そのような場合には、「下地探し」という道具を使うのがおすすめです。

下地探しには壁に針を刺すタイプやセンサーで探すタイプがあります。前者は下地探しを壁に刺すと針の刺さり具合で下地のある場所がわかり、後者は下地センサーをかざすことで金属や木材、プラスチックといった下地を点灯と電子音で知らせてくれます。

3.棚柱(サポート)を設置する

可動棚を取りつけられるとわかったら、棚柱(サポート)を設置しましょう。可動棚を取りつけたい位置に棚柱を設置し、ビスで固定します。なるべく下地の中心に固定することで、強度を高められるでしょう。また、棚柱には上下の向きがあるものもあります。設置の際はどちらが上かもしっかり確認することが大切です。

可動棚がまっすぐな仕上がりになるよう、棚柱が垂直に取り付けられているかどうかをメジャーや水平器で確認しましょう。

4.棚受け(ブラケット)を取り付ける

棚受け(ブラケット)は棚柱(サポート)と形状が合うものを選ぶようにしましょう。同じメーカーでそろえれば、たいてい増やしたいときも最低限の買い足しで済みます。

棚受けの上部分を棚柱に引っかけ、下の爪を穴に入れるとロック完了です。穴に入れるには棚受けをつまみながら入れ込んだり、傾けて差し込んだりするタイプがあります。しっかり差し込まないと強度に不安が残るので十分注意して作業しましょう。

5.棚板を載せて完了

棚受けの上に棚板を載せたら、可動棚の完成です。重い荷物は下の棚に、軽いものは上の棚に置いてバランスをとるとよいでしょう。棚受けの位置を変えれば棚の高さを変えられるので、アイテムに合ったスタイルで収納できます。また、見せる収納を意識すれば片付けも楽しくなるでしょう。

取り付け場所を決めて壁下地を確認し、棚柱と棚受けを取り付けて棚板を置くという簡単な5つのステップで収納スペースを増やせます。可動棚の設置によって空いた空間を有効に使いましょう。

可動棚の材料をそろえるなら「SSシステム-シューノ-」

可動棚の材料をそろえるなら「SSシステム-シューノ-」

可動棚を賢く使えば、空間を有効活用できたり収納スペースが増えたりと暮らしが豊かになります。さまざまなメーカーで可動棚の材料を販売していますが、中でも利便性や耐久性の高い株式会社ロイヤルのSSシステム-シューノ-がおすすめです。ここでは、暮らしを快適にするSSシステム-シューノ-についてご紹介します。

「SSシステム-シューノ-」とは?

株式会社ロイヤルでは、スペースや収納するものに合わせてさまざまなパーツを組み合わせることで自由に収納スペースを作れる「SSシステム-シューノ-」をご用意しています。幅や奥行きを場所に合わせて設定することができ、耐荷重性や耐久性にも優れているので長く安心して使用できます。

階段下の斜めスペースを有効活用できたり、リビングに見せる収納を設置できたりとフレキシブルに対応可能です。また、棚やハンガーの配置換えも簡単で、ライフスタイルに合わせてレイアウトを変えられます。

取り扱いのあるパーツ:棚柱(サポート)

棚を自由に動かせる棚柱(サポート)は、コの字型シングルサポートとコの字型ダブルサポートの2種類があります。またクローゼット用の高耐荷重性能タイプの棚柱はコの字型シングルサポート、コの字型ダブルサポートの他に、ハット型シングルサポート、ハット型ダブルサポートと4種類あります。シングルサポートは独立したスパン作りや中間にブラケットを入れて補強する場合に使います。ダブルサポートは2つ以上の連続したスパン作りの中間用に使用できます。

サイズは600ミリメートル、1200ミリメートル、1820ミリメートルの3種類をご用意していますので、組み合わせることでフレキシブルな収納スペースを作れます。シルバー、アイボリー、ダーククレーの3色があり、部屋の雰囲気に合わせてお選びください。

取り扱いのあるパーツ:保護キャップ

棚柱の上下両端の保護キャップは、角張った棚柱の先端を保護することで可動棚を安全に使用できるだけでなく、見た目にも美しく仕上がります。

キャップ2個とビス2本がセットになっており、キャップの素材はABS樹脂、タッピングビスの材質はステンレスです。シングルサポートとダブルサポートの棚柱に合わせて2種類の保護キャップがあり、どちらも40ミリメートル・50ミリメートル・65ミリメートルの3種類をご用意しています。

シルバー、アイボリー、ダークグレーの3色展開で、棚柱とセットで使用すれば統一感のある可動棚になります。

取り扱いのあるパーツ:ビス

棚柱を取り付ける専用ビスには4種類あります。600ミリメートルの棚柱のビスは4本入り、1200ミリメートルの棚柱のビスは7本入り、1820ミリメートルの棚柱のビスは10本入りで、棚柱のビスの数に対応しています。また、50本のビスが入ったセットもあり、ビスがダメになってしまったときや湿度対策のスペアにも役立ちます。

サイズは40ミリメートル・50ミリメートル・65ミリメートルの3種類をご用意しています。カラーはステンレス色、アイボリー、ダークグレーの3色展開ですが、アイボリーとダークグレーは頭部のみ溶接塗装となっています。

まとめ

まとめ

可動棚は収納するものによって棚の高さを変えられるのが魅力です。取りづらくなったビスもキッチン用の手袋を使えば外しやすくなり、湿度対策をすることで外れにくくなるのを防げます。収納スペースを賢く増やすなら、可動棚の設置をおすすめします。

SSシステム-シューノ-を利用すれば、スペースや用途に応じてパーツを組み合わせて好きな場所に可動棚を設置できます。カラーも3色展開なので、部屋の雰囲気に合わせてお選びいただけます。可動棚の設置をお考えの際は、ぜひSSシステム-シューノ-をご利用ください。

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