書類やデータの廃棄は要注意!漏洩が出ない対策方法

2017.08.31店舗の安全管理
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店舗は単に商品の販売をしていればいいというわけではなく、顧客データの管理や経営方針の策定など管理や運営といった分野の仕事もこなさなければいけません。そうしたことから、店舗でもさまざまな書類やデータが保管されています。

こうした書類やデータを廃棄するとき、特に何の対策もせずそのまま捨てていることもあります。しかし、近年は情報漏洩が大きな問題となっていることもあり、書類やデータを廃棄する際にも漏洩が起こらないよう安全対策が必要となります。

以下では、店舗の書類やデータを廃棄する際に漏洩を起こさないための安全対策についてご紹介します。

自身で書類やデータを廃棄する場合

自分自身で書類やデータを廃棄する場合、大前提として記載されている、あるいは記録されている内容が確認できない状態で廃棄しなければいけません。その方法は、書類とデータでは異なります。

書類を廃棄する場合、基本的にはシュレッダーで粉々にします。シュレッダーは事務所などに設置されていることが多いため、使ったことがある人も多いものです。シュレッダーを利用する際に注意すべきなのは、シュレッダーの性能です。書類をどれだけ細かくできるかは、シュレッダーの性能によって変わります。破片が大きい場合や裁断パターンが単純な場合などは破片から復元されてしまう可能性もあるため、できるだけ細かく、複雑に裁断できるシュレッダーを利用すべきです。

データを廃棄する場合、パソコン上でゴミ箱に移すだけでは不完全だといえます。ゴミ箱に移しただけではあとから復旧できるため、後々ハードディスクなどから情報をサルベージされる危険性があります。データを完全に消去するためのツールがあるため、そうしたものを使ってしっかりと消去しなければいけません。

また、ハードディスクやCDなど記憶媒体を廃棄する際には、データを消去したからといってそのまま捨てるのではなく、物理的に完全に破壊してから捨てるべきです。上述したとおり、情報をサルベージされる危険性があります。

業者に依頼することも可能!

書類・データの廃棄には、業者を利用することもできます。こうした業者を利用すれば、店舗などで独自に廃棄する場合に比べてより安全に廃棄することができます。

書類の廃棄を業者に依頼する場合、シュレッダーのほかに溶解処理を利用できます。溶解処理は書類を専用の液体で溶かすというもので、シュレッダーのように破片が残らないことから復元されることはありません。

データの廃棄の場合、データの消去だけを行う業者やハードディスクの物理的破壊を行う業者などが利用できます。法人の場合は出張サービスを展開している場合もあります。

廃棄する数が多い場合や自身で廃棄するのが不安な場合などでは、業者を利用することで安全に廃棄することができます。

大手企業の情報漏洩がしばしば問題になっていることもあり、近年は書類やデータの廃棄を入念に行うようになっています。情報はどこから漏れるかわからないため、店舗で書類やデータを廃棄する際には安全対策への配慮を心がけましょう。

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タグ : 安全 対策 店舗 情報漏洩
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