パパと子供だけでお出かけ!…の前に準備しておきたいこと&持ち物リスト
2020.07.31子どもとのお買い物Q&A子供と2人きりでお出かけするのは、ママにとってもパパにとっても大変なことです。特に、子供とのお出かけに慣れていないパパにとっては、とてもドキドキする出来事ではないでしょうか。
子供と2人きりのお出かけは楽しいものですが、迷子や事故の心配もありますよね。そこで今回は、子供とのお出かけ前にパパが知っておきたいことや、子供の事故予防に役立つアイテムをご紹介します。
パパと子供のお出かけに必要な持ち物とは?
子供とのお出かけを安全に楽しむために重要なのが、当日の持ち物です。お出かけ先で必要となるものをしっかり準備しておくことで、ちょっとしたトラブルが起きても慌てずに対処することができます。
ここでは、お出かけに必要な持ち物リストと注意点などをご紹介します。
持ち物リスト
子供とお出かけする際は、以下のようなものを持っていくことをおすすめします。
・着替え
・タオル・ガーゼハンカチ
・おもちゃ
・おやつ
・飲み物
・おむつセット(紙おむつ数枚、おしりふき、ビニール袋)
・ミルクセット(哺乳瓶、粉ミルク、お湯の入った水筒など)
・お食事セット(エプロン、スプーン、フードカッター、離乳食など)
子供は汗をたくさんかくので、着替えは肌着も持っていきましょう。おもちゃやおやつは、子供が特にお気に入りのものを持っていくと、移動中やお出かけ先でぐずったときに頼りになります。
また、持ち物の準備はお出かけの大事な工程のひとつです。上記のリストを参考にして、必ずパパ自身で準備をした上で、忘れ物がないかどうかなどのチェックをママにお願いしましょう。
カバンはリュックがおすすめ
子供とのお出かけ用のカバンには、両手が空くリュックサックがおすすめです。子供は何かに気をとられると突然走りだしたり、歩きたくない、帰りたくないと駄々をこねて暴れたりすることも多々あります。そんな子供を追いかけたり、抱き抱えたりするときにカバンが邪魔にならないように、両手を空けておくことは大切です。何かあったときに、子供にサッと手を差し伸べられることが、事故予防につながります。
子供とのお出かけには、おむつや着替え、飲み物等子供の荷物も必要になるため、大きいカバンが必要になります。だからこそ、大きめのリュックがおすすめです。
抱っこ紐を準備しておこう
子供の月齢によっては抱っこ時間が長くなることもあります。そのような場合は、抱っこ紐を準備しておくと良いでしょう。抱っこ紐があれば、子供が眠ってしまってもそのまま移動できますし、リュックを背負って子供を抱っこしても両手が空くので、安全面も安心です。
子供とのお出かけ前に確認しておくと役立つこと
トイレ・おむつ交換台の場所
子供とお出かけするときに気にかけたいことのひとつに、「トイレ問題」があります。子供の突然の「トイレにいきたい!」に焦らなくてもいいように、事前にトイレの場所を確認しておきましょう。
また、小さい子供とお出かけする場合は、ベビーチェアやベビーベッドのあるトイレを探しておくと、なお良いでしょう。大きいショッピングモールなどでは、トイレの混雑も考えられるので、子供がトイレに行きたがる前に連れていくのが良いでしょう。
子供がおむつをしている場合は、おむつ交換台の場所も必ず調べておきます。おむつ交換台は女性用トイレ内に設置されていることが多いためです。近年増えつつありますが、まだまだおむつ交換台が設置されている男性用トイレは少ないのが現状です。おむつ交換台のある多目的トイレや授乳室があるかどうか、インターネットなどで事前に調べておきましょう。
キッズメニューや子供椅子があるレストラン
お出かけが長時間にわたる場合は、あらかじめ子供と一緒に入れるレストランについてもチェックしておきましょう。離乳食期の子供の場合は、離乳食の提供があるお店や持ち込みOKのお店などを選びます。キッズメニューでOKな年齢の場合は、お子さんの好き嫌いなどを考慮してお店選びをしてくださいね。
また、子供用の椅子がないと膝の上に乗せるなどしなければならないため、できれば子供椅子の有無もチェックしておくことをおすすめします。子供椅子があるレストランは子供がいやすい雰囲気のお店が多いため、その点でも安心です。
スムーズに乗り換えできるルート(電車でお出かけする場合)
電車に乗って子供とお出かけする場合は、乗り換えのルート選びも大切です。子供を抱っこしたり手をつないだりしながら長い階段を上り下りするのは大変なので、階段の上り下りが少なくて済むルートがおすすめです。
エスカレーターを利用するという手もありますが、子供が手すりではない部分をさわろうとしたり、乗り降りのときに転倒したりする可能性もあるので、子供とのお出かけ初心者のパパにはあまりおすすめできません。ベビーカーでお出かけする場合は、駅にエレベーターが設置されているかどうか、お出かけ前に確認しておいたほうが良いでしょう。
乗り換え回数は少ないほうがスムーズには行けますが、子供によっては長時間同じ車両に乗っていると飽きてきて、ぐずったり大きな声でおしゃべりを始めたりすることもあります。このような子供の場合は乗り換え回数が多いルートのほうが楽しくお出かけできるかもしれません。お子さんの特性に合わせて計画し、臨機応変に変更するのがおすすめです。
パパと子供のお出かけを安全で楽しいものにするコツ
初めての2人お出かけなら「室内の遊び場」がおすすめ
子供とアクティブな遊びをするときは、事故予防のためにも、まずは子供専用の柔らかい素材でできた室内の遊び場に行くことをおすすめします。公園などでの外遊びもいいですが、転んだときに怪我をするかもしれませんし、広い公園で遊ぶ子供を1人で見守ることは想像以上に大変です。
公園では少し目を離したすきに子供が迷子になったり、道路に飛び出したりといった危険があります。また、屋外だと夏は暑く冬は寒いため、子供の衣服を脱ぎ着させて体温調節をさせないと、夏は熱中症、冬は風邪をひいてしまうかもしれません。そんなさまざまなリスクを避けるためにも、初めての子供と2人でのお出かけの行き先には、屋内の安全な場所がおすすめです。
まずは「短時間」のお出かけから慣れていこう
これまで子供と2人だけでお出かけしたことがない方が、いきなり丸1日お出かけするのはとても大変なことです。準備する持ち物も増えますし、体力的にもキツくなります。
1時間程度のちょっとしたお出かけからはじめて、少しずつ子供とのお出かけに慣れていくほうが、パパにとっても子供にとってもママにとっても安心です。無理せず短時間のお出かけからすすめていきましょう。
迷子予防に「ハーネスリュック」を活用するのも手
ほかにも、子供が事故に遭わないための予防アイテムとして、ハーネスリュックの使用をおすすめします。
ハーネスリュックとは、子供が背負うリュックに、親が持つベルトが付いているものです。迷子紐とも呼ばれます。活発に動く子供は、少し目を離した隙に迷子になってしまったり、しっかり手をつないでいても振り払って走りだしてしまったりすることも少なくありません。ハーネスリュックであれば、そのようなときにもベルトで子供の動きを抑制することができます。迷子予防にも役立つ優れものです。
ただし、ベルトを強く引っ張ってしまうと子供が転倒してしまうことがあります。かえって怪我のリスクを高めることもあるので、取り扱いには注意してください。
また、子供によってはハーネスリュックによって行動が制限されることを極端に嫌がる場合もあります。事故を防ぐために使用したハーネスリュックが原因となって、子供が暴れて怪我をしてしまっては本末転倒です。これまでハーネスリュックを使用したことがない場合は、ママに相談してから使用したほうが良いでしょう。
まとめ
今回はパパと子供だけでお出かけするときに準備したいことや持ち物などをご紹介しました。
子供とのお出かけは事前に下調べしておくことや持ち物が多く、慣れないうちは大変に感じるかもしれません。ですが、しっかり準備しておくことで安心してお出かけを楽しむことができます。
お子さんと密なコミュニケーションが取れる大切なお出かけの時間を、ぜひ楽しんでくださいね。