子供がレストランで騒ぐ…。あやすにはどうすればいい?

2019.06.10子どもとのお買い物Q&A
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子供がレストランで騒ぐ子供とおでかけをした際に、レストランで食事をすることもあります。このとき、子供が大人しくしてくれればいいですが、騒いでしまうことも少なくありません。

騒がしいだけでも周りの人の迷惑になりますが、他の人にぶつかってしまう、食器を割ってしまうなどのトラブルに発展すれば子供にとっても危険です。子供がレストランで騒いだときには、どう対処すればいいのでしょうか。

以下では、レストランで騒ぐ子供の対処法をご紹介します。

子供が騒がないための事前準備

子供が騒がないための事前準備レストランで子供を騒がせないためには、事前の準備が大切です。

お約束をする

ひとつは、出かける前に子供と約束をするということ。これから外でご飯を食べることを説明し、そのときに周りのお客さんはゆっくり食事を楽しんでいるから騒がないように言い聞かせておきます。

子供は目の前のことに集中すると言われたことを忘れてしまうこともありますが、そのときに「出る前にお約束したよね?」と思い出させることができるのは騒がしいときの対処法として大きな効果があります。

きちんと約束が守れたら、褒めてあげることも大事です。

店内で遊べるおもちゃを持っていく

おもちゃや絵本など、暇つぶしができるアイテムを用意しておくことも対処法のひとつです。

何もせずにただじっと待っているというのは、子供にとっては難しいこと。料理がくるまでの間や自分が食べ終わった後などは、何もすることがなくて退屈だからこそ、騒いだり走り回ったりするのです。

持っていくおもちゃは、大きな音の出るものや子供が興奮するようなものは避けましょう。音楽が流れるものも、子供が一緒に大声で歌い出してしまう可能性が高い場合は避けたほうが無難です。

飲食店のテーブルに乗せて遊べるような小さめのパズルや、子供が手に持って遊べるサイズのぬいぐるみなどがおすすめです。

絵本は、万が一飲み物などがかかってもダメージが少ない厚紙でできたものだと安心ですね。

紙と色鉛筆があるだけでもお絵かきが楽しめます。

おもちゃや色鉛筆は荷物になるから持ち歩くのが難しいという場合には、折り紙がおすすめです。1人で折り紙ができる子供なら熱中して折ってくれますし、まだ折り紙ができない赤ちゃんでも握ってぐしゃぐしゃにするなどして遊ぶことができますし、周囲の迷惑にもなりにくいでしょう。

インターネットでダウンロードした迷路や間違い探しなどを印刷して持っていくのも、荷物が少なくて済みます。毛糸や紐などを結んで輪っかを作って、あやとりをさせるのも良いですね。

騒いでいたらしっかり叱る。叱り方には要注意!

騒いでいたらしっかり叱る最近は、騒ぐ子供を叱らない親がたびたび問題になっています。子供が騒いでいたら、しっかりと叱ることが大切です。

しかし、そのときの叱り方を間違えると、子供の教育に悪影響を与えてしまうことも考えられます。

やってしまいがちな叱り方のひとつに、「他の人に怒られたから静かにさせる」というものがあります。

たとえばレストランで店員さんに騒がしいことを注意されたときに、「店員さんに怒られたから静かにしようね」と注意することがあります。こういう言い方をすると、子供は「叱られるまでは騒がしくしていてもいいんだ」と認識してしまう恐れがあります。そのため、叱る際には「怒られるから」ではなく、「他の人の迷惑になるから」と言い聞かせなければいけません。

また、このしつけは小さい頃からしっかりと行う必要があります。

小さい頃は自由にさせていた場合、「もう◯歳なんだから大人しくしなさい」と言われても子供は納得できません。加えて、小さい頃からの習慣はなかなか抜けないものです。

こうしたことから、小さい頃からしっかりとマナーについて教えておくことが大切なのです。

子供が泣き出した場合は?

子供が泣き出した場合は?店内を走り回っていた子供が転んで大泣きし出した、ベビーチェアでぐずっていた赤ちゃんが泣き出した……。こんなときは「一刻も早く泣き止ませないと」と慌ててしまいますよね。

子供が泣き出したときは、「泣かないの!」「早く泣き止みなさい!」などと怒っても逆効果です。ますます大きな声で泣いてしまったり、暴れ出してしまったりするかもしれません。

まずは子供の元へ行き「転んじゃったのね」「ずっと座りっぱなしで退屈だったよね」と子供の気持ちを受け止めてあげましょう。その上で、おもちゃなどで子供と遊ぶ、抱っこするなどしてあやしましょう。

どうしても泣き止まない場合は、一旦お店の外に出るなどして親子ともに気分転換するのがおすすめです。外に出れば他の来店客への迷惑を気にしなくて済みますし、景色が変わると子供の気持ちも変わることがあります。

子供連れで外食をするときのポイント

子供連れで外食をするときのポイント小さい子供と一緒にレストランなどで外食をする際は、どのような点に注意したら良いのでしょうか。

子供連れでも大丈夫そうなお店を選ぶ

子供と一緒に外食をするときは、まずお店選びが大切です。

ファミリーレストランは家族連れが多いですが、高級レストランで小さい子供の姿を見ることはあまりありません。にぎやかなお店で多少子供が騒いでも目立ちませんが、食器の音が聞こえるような静かなお店では子供がしゃべるだけで目立ってしまいます。

子供がじっと静かにしていられる年齢になるまでは、子連れで外食する際は家族連れの多いファミリーレストランやフードコート、お子さま歓迎のキッズカフェ、個室のあるお店などを選ぶと安心です。ただし、もちろんファミリーレストランやフードコートなどでも他の方の迷惑にならないよう注意しましょう。

あやせる大人が複数人いるときに行く

子供がレストランで騒ぐのは、先ほどもお話しした通り「退屈だから」です。おもちゃや絵本などを用意していっても飽きてしまい、騒ぎ出してしまうこともあります。

そんなときは、大人が遊んであげるのが一番。とはいえ、ママやパパも自分の食事を楽しみたいものですよね。

食事前はママが子供と遊び、食事が終わった後はパパが遊ぶなど途中であやすのを交代できるよう、大人が複数人いるときに外食へ行くことをおすすめします。

食事の時間を子供のリズムに合わせる

食事の時間を子供のリズムに合わせるおなかが空いたり眠かったりすると、子供は機嫌が悪くなり騒いだり泣いたりしてしまうもの。お買い物のついでに外食するときはついお買い物に時間をかけてしまったり、混雑する時間帯にレストランの入店待ちの列にならんでしまい食事時間が遅くなったりといったことが起こりがちですが、できるだけ子供の生活リズムに合わせた時間に食事を取れるよう心がけてください。

可能であれば事前に予約をしておく、列ができている場合は他のお店にするなど、臨機応変に対応しましょう。

まとめ

「子供なのだからある程度騒ぐのは仕方ない」という意見もありますが、レストランで騒ぐ子供やその親に向けられる視線は厳しいものです。来店客同士のトラブルに発展することも考えられます。外食を楽しいものにするためにも、騒ぐ子供への対処はしっかりと考えておいたほうが良いといえます。

子供が退屈しないようおもちゃなどを持っていく、騒いだらしっかり叱る、子連れOKなお店を選ぶなどして、楽しい外食にしてくださいね。

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タグ : 飲食店 子ども 対処 騒ぐ 叱り方
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