ショッピングモールで子供を迷子にしないための対策とは

2020.02.17子どもとのお買い物Q&A
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迷子になって泣いている子供

休日のショッピングモールは、子供と少し離れてしまうだけで、その姿が見つけられなくなるほど混んでいることもあります。子供が迷子になりかけてしまった、実際に迷子になってしまった、なんて経験のあるママやパパもいらっしゃることかと思います。

では、ショッピングモールなどの混雑した場所で、子供の迷子を予防するためにはどうしたら良いのでしょうか。

なぜショッピングモールで子供が迷子になりやすいのか

ショッピングモールにいる親子

あるインターネット調査によると、外出先で子供とはぐれたことのある方に尋ねた「子供が迷子になりやすい場所」の第1位は「ショッピングモール」でした。実に7割以上の方が「ショッピングモール」と答え、「遊園地」や「公園」などを抑えてダントツの1位となったのです。

では、なぜショッピングモールでは子供が迷子になりやすいのでしょうか。

子供の興味を惹くお店が多い

理由の1つに、ショッピングモールの中にはさまざまなお店があることが挙げられます。

おもちゃ屋やお菓子売り場、ペットショップなど、子供の目に魅力的に映るお店がたくさんあります。そのため、ついつい興味がそちらへ向いて、ママやパパとはぐれてしまうのです。

保護者が油断しがち

さらには、遊園地や動物園、水族館などのレジャー施設と比べると、保護者がつい目を離してしまいがちということもあります。

毎月同じ遊園地へ行くというご家族はあまり多くないと思いますし、レジャー施設へ行くときは保護者が複数人で行く場合も多いでしょう。ですが、ショッピングモールには月に何度か行く方も多いですし、ママ1人で子供を連れて行くケースも多いです。

保護者にとっては非日常感が薄いため、レジャー施設と比べると警戒心がゆるみがちになるのです。

どんな場所でも子供の迷子対策は必要ですが、このような理由から、特にショッピングモールでは注意です。

子供を迷子にしないための対策の基本

ショッピングモールの中で子供を迷子にさせないため、まずは迷子対策の基本を抑えておきましょう。

人混みの中でも目立つ服装にする

洋服を選ぶ女の子

ショッピングモールやレジャー施設などの人が多い場所へ出掛けるときは、万が一迷子になったときに見つけやすいような服装を子供に着せることをおすすめします。

シンプルな白Tシャツに黒いズボンといった服装では、万が一子供がどこかへ行ってしまったときに、その姿が人混みの中にまぎれてしまうためとても見つけにくいです。

赤、青などの原色や、蛍光色の黄色や黄緑などの少し派手な色や変わった柄の服だと、大勢の人の中でも見つけやすくなります。

また、子供が嫌がらなければ帽子をかぶらせるのもおすすめです。女の子なら大きめの髪飾りをつけても良いですね。

子供用のリュックやポシェットも、目立つ色や柄のものを選んでおくと安心です。

迷子防止グッズを使う

ハーネスやGPSキーホルダー・バンドなどの迷子防止グッズを使用するのも一案です。

ハーネスとは迷子紐のことで、リュックなどに紐がついた形状のものなどがあります。子供にリュックを背負わせて、紐の先を親が握り、子供が親元から離れていくのを防ぎます。

GPSキーホルダー・バンドは、つけている子供が離れていくと親の持っているスマホなどのアラームが鳴る仕組みのものです。GPSだけでなくBluetoothを利用したシステムのものもあります。

迷子になる危険性の高いやんちゃなお子さんの場合は、このような迷子防止グッズを準備して身に付けさせると良いでしょう。

安全に関する絵本の読み聞かせをする

絵本を読む親子

絵本の中には、迷子や誘拐をテーマにしたものもあります。こういった絵本の読み聞かせをしながら「もしも迷子になったらどうする?」「知らない人から声をかけられたらどうしたらいいのかな」など問いかけ、子供の防犯意識を高めるのも効果的な迷子対策です。

ショッピングモールに行く前にしておきたいこと

家の中で話をする親子

子供の迷子を予防するために、ショッピングモールに行く前にしておきたいことがふたつあります。

迷子になったらどうするかを話しておく

前項でご紹介した迷子にさせないための対策と共に大切なのが、「迷子になってしまったときのための対策」です。

子供が自力で親を探そうとすると、ショッピングモールの中で迷ってしまう可能性が高いため、まずはその場から離れないように教えましょう。

そして、子供が迷子になったときに一番怖いのが、悪い人に連れ去られてしまうことです。そのため子供には、万が一親とはぐれてしまったらお店の人に声をかけるよう教えましょう。知らない人が「ママのところへ連れて行ってあげる」「一緒に探そうか」と声をかけてきても、必ずお店の人を頼るよう教えます。

子供の写真をスマホで撮っておく

ふたつめは、その日の子供の服装を写真に撮っておくことです。

もしショッピングモールの中などで子供を見失ってしまった場合、焦って子供の服装を思い出せないということが起こる可能性があります。その日の子供の服装がはっきり分かるよう、スマホで全身を写真に収めておけば安心です。

もし子供が本当に迷子になってしまった場合も、迷子センターで子供の特徴を的確に伝えるために役立ちます。

ショッピングモールに着いてすぐにしておきたいこと

ショッピングモールに着いたらすぐ、子供と一緒に迷子になったらどうするのかの確認をしましょう。

ショッピングモールに行く前、そして着いてすぐ、同じ話を繰り返すことで、「今日行くところは迷子になってしまうかもしれないところだから離れてはいけない」と潜在的に思わせることにもつながり、迷子の予防になるでしょう。

混んでいる場所で手をつないでいてもらうには

手をつなぐ親子

そもそも子供から離れないためには、なるべく手をつなぐか抱っこをするようにしておきたいところ。しかし、子供にとってショッピングモールへ買い物に出掛けることは一大イベント。楽しくて、思わず走ったり、うろうろしたくなったりしてしまうものです。

そんな子供の気持ちを考えて、「すごく混んでいる場所でもずーっと手をつないでいられたら〇〇ちゃんの勝ちだよ!」などとゲーム感覚で子供の行動をコントロールすることをおすすめします。子供が主体的に離れないようにする工夫をして、迷子を予防しておくのがおすすめです。

まとめ

ショッピングモールは店舗数が多く混雑しているため、子供が迷子になってしまう可能性がとても高い場所です。ショッピングモールへ出掛ける際には、子供に目立つ服を着せ、スマホで全身写真を撮っておくなどして、子供の迷子を予防していきましょう。

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タグ : 子ども 防止 対策 迷子 ショッピングモール
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