外出中に子どもが怪我をしたときの応急処置方法

2016.04.01買い物中の事故・災害
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子どもにとって小さな怪我は日常茶飯事です。たとえ子どもの様子によく気を配っていても、わずかに目を離した隙に転んだり指を挟んだりして怪我をしてしまいます。日常でよく行くスーパーなどにも、怪我の危険は潜んでいます。子どもが怪我をした場合は応急処置をしながら怪我の程度を観察し、ひどいようであれば病院に行きましょう。応急処置を施す際、やり方を間違うと、かえって怪我を悪化させてしまう場合もあります。子どもがよく負う怪我ごとの、適切な応急処置をご紹介します。

子どもがよく負う怪我の適切な応急処置

●切り傷などで出血した場合
刃物やガラスで負った切り傷など、出血をともなう怪我をした場合は、まず患部を清潔なガーゼや布などで圧迫して止血を行いましょう。小さな傷の場合ならば数分程度で止血できます。大きな傷の場合には、圧迫止血をしながらすみやかに医師の診察を受けるようにしましょう。腕や足を縛って止血する方法は、動脈をおさえられず出血を悪化させる場合があるため注意が必要です。

●指を挟んだ場合
棚や隙間などに指を挟んでしまった場合は、腫れや皮下出血をおさえるためにすぐに冷水で冷やしましょう。爪に出血がある場合、爪の中で血が滞って圧迫することにより痛みが激しくなることがあります。そういった際には消毒した針で小さな穴を開け、血の出口を作りましょう。

●ねんざや突き指をした場合
手首や足首、膝、指などをくじいて関節やその周囲がダメージを受けた状態です。殆どの場合、患部が腫れ上がり、皮下出血する場合もあるので、冷水や氷、湿布などでよく冷やしましょう。関節を動かすと悪化してしまうため、動かないように固定して腫れが引くのを待ちます。腫れや痛みがひどい場合や、痛みが長引く場合は骨折の可能性があります。

●鼻血が出た場合
上を向くと鼻血を飲んでしまい、気分が悪くなったり、場合によっては気道に入り込んでしまったりするため、首を前に倒して飲み込まないようにしましょう。鼻をつまんで圧迫すれば、いずれ止まります。興奮して泣いたりするとさらに鼻血が出てしまうため、落ち着かせることが大切です。

必要ならばすぐに医師の診察を受けましょう

子どもが負う怪我の多くは、家庭の応急処置で治せるものがほとんどです。しかし痛みがひどい場合や長引く場合、明らかに様子がおかしい場合などは、応急処置ではカバーできない怪我の可能性があります。頭を強く打った場合などでは、後から症状が表れることもあるため、「いつもの怪我と違うな」と感じたらすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

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タグ : 子ども 売場 応急処置
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