子供の迷子対策は?子供が迷子になったら親はどうすれば良い?

2019.09.02子どもとのお買い物Q&A
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子供の迷子対策
子供と一緒に外出する際には、いくつか注意しなければいけないことがあります。中でも、幼い子供と出掛ける際には、子供が迷子にならないように十分に注意する必要があります。近年は子供が巻き込まれる犯罪も多く報道されているため、他人事だと思うのではなく、しっかりと対策を施すべきです。

今回は、子供を迷子にさせないためにはどうすれば良いのか、子供が迷子になったら親はどうすれば良いのかについてご紹介します。

迷子になりやすい年齢は何歳?

迷子になりやすい年齢
迷子になるのは幼い子供というイメージがありますが、実際に迷子になりやすい年齢とは何歳頃なのでしょうか。
1人で歩ける子供であればどんな子でも迷子になる可能性はありますが、特に注意が必要なのは4歳~7歳頃でしょう。

1歳~3歳頃は迷子になってもまだ足もそれほど速くなく、子供の行動範囲も限られているため、比較的簡単に見つけることが可能です。しかし4歳以上になると子供の足が速くなり、次第に親が追いつけなくなっていきます。体力もあるため遠くへ行ってしまう可能性も高くなり、探すのが難しくなるのです。
小学生になっても、低学年のうちはまだ注意が必要です。「もう小学生だから」という油断が迷子につながることもあります。

子供が迷子になるのはどんなとき?

子供が迷子になる場所
子供が迷子になるのはできるだけ防ぎたいものです。では、子供はどんなときに迷子になりやすいのでしょうか。

大型ショッピングセンターで買い物をしているとき

まず気をつけたいのが、大型ショッピングセンターでの買い物中です。
ショッピングセンターにはおもちゃや子供服のお店、キッズスペースなど、子供の興味をそそるものがたくさんあります。親も自分の買いたいものに注意が向いているため、子供から目を離してしまいがちになります。

遊園地などの行楽地へ出掛けているとき

遊園地や動物園、水族館などの行楽地でも、迷子が発生しやすいため注意が必要です。
子供は行楽地へ来たことによって気持ちが高ぶり、いつもはしないような行動を取ることがあります。加えて、あまり来たことがない場所のため地理や位置関係が分からず、元の場所に戻れなくなってしまうのです。

ママ以外の人が子供を見ているとき

ママに限らず、いつも子供の面倒を見ている人以外の人に子供を見てもらっているときも、迷子リスクが高まります。
いつも子供のことを見ている保護者ならば、「こんなときに子供はこんな行動を取る」といったことが分かっていますが、普段あまり子供と一緒に行動していないパパや祖父母には分からないかもしれません。
また、「必ず子供と手をつないでいてね」と頼んでおいたとしても、意識の違いから「少しの間くらいなら大丈夫だろう」と子供と離れてしまい、子供を迷子にさせてしまうこともありえます。

いつものスーパーでいつものように買い物をしているとき

上記の3つは「いつもと少し違う状況」ですが、よく行くスーパーでも子供の迷子は発生します。「いつも行っている場所だから」「毎日のように来ているから」という安心が油断となり、迷子になってしまうのです。

子供が迷子にならないために買い物中に気をつけるべきこと

子供と買い物をする親
子供が迷子にならないためには、まず子供から目を離さないことが大切です。迷子に関しては、「少し目を離したすきに」という言葉をよく耳にするように、子供は少しの時間目を離しただけでもあちこちに歩いていってしまうことがあります。

また、子供は大人に比べて視野が狭いため、大人からは子供が見えていても、子供は親を見失ったと勘違いしてしまうことがあります。そのため、子供側がきちんと親のことを認識できているかどうかも、しっかりと見ておく必要があります。

子供を1人にしないということも大事です。普段からよく通っている店などでは、子供も分かっているだろうとつい1人にしてしまうことがあります。また、ショッピングセンターなどのキッズスペースで子供を遊ばせ、その間に買い物に行く親もいます。

「ほかの子供もいるから」「楽しく遊んでいるから」とこのような行動を取ることがありますが、危険なので絶対にしてはいけません。

便利な迷子対策グッズを活用しよう

ハーネスをつけた子供
子供が迷子になることを防ぐには、買い物中に親が気をつけるだけではなく、迷子対策グッズを使うのも効果的です。

ハーネス(迷子紐)

1~2歳頃の歩き始めの幼児の迷子対策には、ハーネスと呼ばれる迷子紐がおすすめです。紐の先を親がつかんでおけば、子供は遠くには行けません。
リュックに紐がついているものや天使の羽のようなかわいい見た目のものもあるので、小さな子供にも自然につけさせられます。

インフォバンド

インフォバンドとは、子供の手首などにつける迷子札のこと。子供の名前や親の電話番号などを書いておけば、万が一迷子になった際に発見者の方に子供の情報を知らせることができます。耐水性のものも多いので、汗をかく時期やプール・海へ行くときでも使用が可能です。

デジタル迷子紐

子供にストラップを持たせておくと、子供が親から一定距離離れてしまった際に、親のスマートフォンにアラーム通知がいきます。迷子になったときにすぐに気がつくことができる便利グッズです。

もしも子供が迷子になったら親はどうすれば良い?

迷子になった子供
どれだけ注意していても、迷子対策グッズを使っていても、子供が迷子になってしまうことはあります。だからこそ、子供が迷子になったらどうすれば良いのかについてもしっかりと考えておく必要があります。

事前に決めていた待ち合わせ場所へ向かう

事前に待ち合わせ場所を決めていた場合には、まず待ち合わせ場所に向かいます。幼い子供であれば待ち合わせ場所を決めることは難しいですが、ある程度の年齢の子供であればこの方法が利用できます。出掛けた際にはまず待ち合わせ場所を決め、もしもに備えておくべきです。

迷子センターで子供が迷子になったことを伝える

待ち合わせ場所を決めていなかった、また待ち合わせ場所にいなかった場合、インフォメーションセンターや迷子センターなどを探して子供が迷子になったことを伝えます。商業施設やアミューズメント施設などであれば、多くの場合でこうしたセンターが設置されています。子供の年齢や服装などを伝え、館内アナウンスを流してもらいましょう。

子供が行きそうな場所を探す

その後、ショッピングセンターならキッズスペースやおもちゃ屋さん、スーパーならお菓子売り場など、子供が行きそうな場所を探します。

複数階ある商業施設の場合でも別のフロアに行くことは考えにくいため、同じフロアを中心に探します。子供用の携帯電話やスマートフォンなどを持たせている場合にはGPSで探すこともできます。

大人が複数人いるなら1人は元の場所で待機する

迷子になった子供が、元の場所に戻ってくる可能性もあります。大人が複数いる場合には、1人は子供とはぐれた場所の付近で待機しておくべきです。

まとめ

子供からついつい目を離してしまい、そのすきに迷子になったというケースは多くあります。子供と一緒に外出する際には、迷子対策グッズを使うなどして子供が迷子にならないようにしっかりと注意し、もしものときには落ち着いた行動をするように心がけましょう。

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タグ : 子ども 対策 注意点 迷子
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